「黄帝内経」には、「未病を治するは名医なり」と

東洋医学では、人間のもつ自然治癒力を引き出しながら、病気を治す一方、未病を治す力にも優れています。


「自己管理」と鍼灸医学の「未病を治す力」

自分の健康は自己管理をする時代。それは病気にならない身体を作るということでもあります。その目的に合致しているのが、未病を治す鍼灸治療です。体内のバランスを整え、病を治し、また病になりにくい体に整えることに優れているから。これからは病にならない体のために、自己管理と未病を治すという相乗効果が大切です。

現代医療の最前線で、鍼灸を中心とした東洋医学を導入

時代の流れは、西洋医学のみの医療への見直しの時期にあります。人間の体を総合的に見つめて治療を施す東洋医学が、対症療法に終始しがちな西洋医学を補い相乗効果を求める統合医療として注目されています。

鍼灸の未来は果てしなく広がる

東洋医学・鍼灸はいまや中国から、世界各国へ広がっています。2006年にWHO(世界保健機関)により、経穴部位(ツボの位置)が標準化され、東洋医学は国際化へむけて第一歩をふみだしました。アジアから世界へ。新しい時代をむかえようとしています。